長期優良住宅
長期優良住宅とは長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅のことです。
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」で定められた耐久性や耐震性等の基準に適合させることで所管行政庁による認定を受けることができます。
長期優良住宅の認定基準
2022/10/1より耐震等級(倒壊等防止):等級3・断熱性等性能等級:等級5かつ一次エネルギー消費量等級:等級6に基準が強化されました。
各評価項目の等級は「住宅性能評価」の等級です。
(各等級の詳細はこちら→劣化対策等級、耐震等級、断熱等性能等級・一次エネルギー消費量等級、維持管理対策等級、高齢者等配慮性能等級)
※一般社団法人 住宅性能評価・表示協会より
長期優良住宅を取得するメリット
長期優良住宅の認定を受けた住宅は補助金、住宅ローンの金利引き下げ、税の特例や地震保険料の割引等を受けることができます。
◇補助金
木造住宅を新築する場合、「地域型住宅グリーン化事業」を利用することで最大140万円の補助金が受けられます!
◇住宅ローンの金利引き下げ
フラット35の借入金利を一定期間引き下げ対応した「フラット35S」を利用することができます!
◇税の特例
入居時期や新築時期により、住宅ローン減税限度額の引き上げや、固定資産税の減税措置期間延長等の特例措置を受けることができます!
◇地震保険料割引
長期優良住宅は耐震性が保証されているため、地震保険料の割引を受けることができます!
申請の流れ
◇長期使用構造等であるかの確認の申請
長期を取得する場合、長期使用構造等であるかの確認を登録住宅性能評価機関へ申請します。
◇確認書などの交付
長期使用構造等であるかの確認を行い、確認書が交付されます。 (住宅性能評価を取得する場合は、「住宅性能評価書」)
◇認定申請
確認書等を添付して、所管行政庁に認定の申請を行います。
◇認定通知書の交付
所管行政庁は審査を行い、認定書が交付されます。
◇着工
認定通知書の取得までを着工前に行う必要があります。
◇工事完了
認定を受けた計画に基づいて工事が完了したことを報告します。
◇メンテナンス
長期優良住宅は維持保全に関する基準もあるため、建築後も適切に点検や修繕等を行う必要があります。
取得するために主に必要な図面
お客様に最初にご準備いただきたい図書は以下の通りです。
配置図 / 敷地求積図 / 建物求積図 / 内外部仕様仕上表 / 各階平面図 / 立面図 / 矩計図
(構造図面や省エネ計算等は弊社でも対応可能でございます。)
所要日数
図書が揃ってから1週間以内に申請を行い、質疑対応等含め通常3週間程の期間を頂いております。(物件内容や申請機関の混雑状況で前後します。お急ぎの場合はご相談いただけましたら、別途ご対応いたしますのでご相談ください。)
お問い合わせ
設計性能評価との併願やお急ぎの依頼、不明な点等ございましたら、お問い合せフォームよりお気軽にご連絡くださいませ。
お問い合わせ内容の確認後、担当者よりご連絡させていただきます。